Advanced
もう一歩、
踏み込む。
基本の3つ(選ぶ・音量・OUTPUT)で足りている人は、ここを読む必要はありません。
「もっと自分好みにしたい」「トラブルから自力で復帰したい」人向けです。
保存しておくと、必ず戻れる
この機能がいちばん役に立ちます。リハで作ったバランスを保存しておけば、誰かが触っても、迷子になっても、一発で元に戻せます。
保存する(リハの最後に)
押した数字が保存場所の番号になります。自分の番号を決めてメモしておいてください。
戻す(本番前・トラブル時)
保存したときの状態に一瞬で戻ります。
ミュートとソロ
R
S
L
M
1
2
- 1SOLO選んでいるchだけを聞く
- 2MUTE押しながら数字で、そのchを消す/戻す
- MMAIN全体(ミックス全部)を選ぶ
- RRECALL保存した設定を呼び出す
- SSTORE今の設定を保存する
- LLINK隣同士をステレオにする
ミュート(消す)
もう一度同じ操作で解除。「1chだけ要らない」ときに便利です。
VOLUME ノブを押し込んでもミュートできます(同じ機能)。
ソロ(それだけ聞く)
もう一度 SOLO で解除。別の数字を押すと、そのchのソロに切り替わります。
音色(EQ)と 左右(PAN)
選んでいるチャンネルに効きます。MAIN を選んでいるときは全体に効きます。
1
2
4
1
3
5
- 1TREBLE / BASS高音と低音。「こもる」→ TREBLE を上げる。「重すぎる」→ BASS を下げる。
- 2MID中音。ボーカルや歌もの楽器の芯。
- 3FREQMID でいじる周波数を選ぶ。分からなければ触らなくてOK。
- 4PANORAMA左右の位置。ステレオchでは左右バランス。
- 5VOLUMEそのチャンネルの音量。押し込むとミュート。
よくある使い方
・クリックが埋もれる → 3ch の TREBLE を上げると抜けてきます
・自分の楽器が聞き取りづらい → 上げるより、まわりを下げるほうがラク
・全体的に低音が足りない → MAIN を選んで BASS を上げる
ステレオリンク(LINK)
隣り合った2本を、左右ペアの1本として扱う機能。カラオケやキーボードはこれを使っています。
・ペアは必ず 奇数→偶数(1-2、11-12…)の組み合わせ
・操作は奇数側で。11を触れば 11-12 の両方に効きます
・もう一度同じ操作でリンク解除
リミッターを追い込む
基本は右いっぱい(=制限なし)でOKです。「音が大きくなりすぎるのが怖い」「耳を守りたい」という人だけ、少しずつ下げてください。
合わせ方
1. 右いっぱい(制限なし)から始める
2. いちばん大きい音を出してもらう
3. 少しずつ左に回して、ピークで GR がチラッと光るあたりで止める
いきなり大きく回さないこと。回しすぎると音が小さく詰まって聞こえます。
GR ランプの見方
時々光る=ちょうどいい掛かり方。
光りっぱなし=掛かりすぎ。LIMITER を右に戻してください。
MAIN と OUTPUT の違い
よく混乱するところ。2つは直列に並んでいます。水道でいうと MAIN が「元栓」、OUTPUT が「蛇口」。どちらかが閉まっていれば水は出ません。
MAIN の VOLUME
16本を混ぜたあとのミックス全体の音量。MAIN を押しているときだけ、VOLUME ノブがこれになります。各chのバランスは保ったまま、全体が上下します。
OUTPUT
ヘッドフォンに送り出す最終音量。右端の大きいツマミで、いつでも回せます。
リミッターはこの出力側にかかる安全装置です。GR が光りっぱなしになったら、MAIN や OUTPUT を上げるより先に LIMITER を右に戻してください。
ぐちゃぐちゃになったら
まずはこっち:保存から戻す
リハで保存してあれば、これが最速です。
最終手段:ミキサーをリセットする
音量・EQ・ミュート・ステレオリンク、すべて初期状態に戻ります。
LINK を押しながら 1 を押して、1-2 をステレオに戻す。
カラオケが 1-2 のステレオで流れているため、これをやらないと片側しか聞こえません。
GROUP は使いません
複数のチャンネルをまとめて上下させる機能ですが、今回は使いません。押すと複数chが連動して、原因の分からない挙動に見えます。
もし間違えて押してしまい、動きがおかしくなったら → リセットしてください。